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おすすめスポット ~私にぴったりの首里旅を探して~

  • おすすめスポット ~私にぴったりの首里旅を探して~

※画像はイメージです。

ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城のある【首里】は、琉球の歴史と文化を身近に感じることができる場所。緑が豊かでゆったりと時が流れる街を歩き、その魅力に触れれば、旅がいっそう特別な体験になることでしょう。

100年以上続く、素朴な味。『のまんじゅう』

真っ白いお饅頭に、大きく「の」と書かれた「のまんじゅう」をご覧になったことはありますか?昔から「のし」の代わりとして、お祝いごとなどでよく見かける沖縄ではおなじみのお菓子です。そんな「のまんじゅう」を県内で唯一扱っているのが、首里にある老舗「ぎぼまんじゅう」。創業100年以上になるこのお店では、いまでも昔と変わらず、一つ一つ手作りで、できたてを提供しているんですよ。月桃の葉に包まれた、ほかほかのお饅頭からは、ふわっと華やかな香り。甘さ控えめの餡子は、一口たべると、素朴でやさしい味がひろがります。
「のまんじゅう」を手にして、さあ、首里旅に出かけましょう。

 

情緒あふれる石畳をそぞろ歩き『首里金城町石畳道』

首里城からほど近い場所にある「金城町石畳道」は、琉球王国時代の歴史を偲ばせる散策スポット。でこぼこしたこの道が造られたのは、なんと500年も前のこと。珊瑚の体積によってできた「琉球石灰岩」がきれいに敷き詰められています。歩き進めると、昔ながらの赤瓦屋根の古民家や神聖な空間とされている御嶽(うたき)、樹齢300年の大アカギなど沖縄の歴史と情緒を感じる場所にたくさん出会うことができます。琉球沖縄独特の風情を楽しみながらお散歩できるのも、首里旅ならでは。


 

沖縄を代表するパワースポット『首里金城の大アカギ』

「金城町石畳道」の散策コースにもなっている大アカギ。実は、ここも沖縄を代表するパワースポットなんです。かつて首里には多くのアカギが自生していましたが、沖縄戦でそのほとんどが焼けてしまい、今は6本だけが奇跡的に残っています。いずれも推定樹齢200年以上、高さ約20m、幹の太さは4m以上の巨木ばかり!奥まで足を進めていくと、最も古い大アカギが現れ出ます。大アカギは樹齢300年。生い茂る緑から差し込む陽の光が、さらにその姿を幻想的に照らしています。案内板によると、旧暦の6月15日に神が降りてこられ、願いごとを聞いてくださる、という言伝えがあるのだとか。今年は7月18日の海の日にあたります。夏休みは、願いごとを胸に、首里を訪ねてみるのもいいかもしれませんね。


 

旅の安全を願って・・・『ぶくぶく茶』

金城町石畳道をお散歩した後は、「ぶくぶく茶」でひと休み。福が重なる「福々」の意味をもつ、ぶくぶく茶は沖縄伝統のお茶で、縁起の良いものとして、昔はお祝いの席や、旅の安全を願ってよく飲まれていました。月桃茶やさんぴん茶など、沖縄ならではのお茶の上にホイップクリームのようなふわふわの泡をのせていただきます。泡を上手にたてるコツは、お水の表面を茶筅で上下に動かすこと。少し根気が必要ですが、しばらくすると、ふわふわの泡が出てきます。このようにふっくら泡が立つのは、首里の地下を流れる湧き水を使用しているからなんです。湧き水は、金城町石畳道でも使われていた「琉球石灰岩」を通ったものでミネラルがとても豊富。石畳道をお散歩した後にいただくと、気分もまたいっそう、ふわふわほっこりしてきます。さて、ぶくぶく茶で旅の安全を願ったところで、また次の目的地へ足を進めていきます。

 

泡盛の歴史に触れる『瑞泉酒造』

沖縄のお酒といえば「泡盛」ですよね。その泡盛の歴史も実は首里からはじまっているって、ご存知でしたか?お水が重要なお酒づくりですが、首里は湧き水が豊富。そういった背景から、琉球の時代に泡盛づくりが許可されていたのは首里の酒造だけだったそうです。泡盛の原料となる黒麹も、残念ながら沖縄戦でほとんどが焼けてしまいましたが、当時泡盛づくりを任されていた人物が奇跡的に残った黒麹を培養し、復活させたとか。その伝説の人物の親族となる蔵元が「瑞泉酒造」です。場所は首里城から歩いて5分くらいですので、お散歩がてら訪れてみてはいかがでしょうか? 「瑞泉」では戦前の黒麹をつかった、幻の泡盛も販売しています!さて、次はあの伝統文化を体験できる工房へご案内します。

 

新しい風を吹き込む。金細工のアクセサリ工房『ci.cafu metal work』

古き良きものがたくさん残る首里。そこに新しい風を吹き込む工房があります。伝統工芸である金細工をアレンジしたアクセサリ工房『ci.cafu metal work』です。こちらの工房では、琉球王朝時代、結婚の際に贈られていたとされる「房指輪」にアレンジを加えたアクセサリが煌びやかに並んでいます。どれも若き職人が一つ一つ手作りしたものです。「房指輪」に連なる7つの飾りは、亀=長寿、桃=子孫繁栄など、それぞれに古くから伝わる大切な意味が込められています。好きな飾りを一つ選んでピアスにするのも◎。指輪に紐を通して、ネックレスにすることもできます。現代風に楽しめる、伝統工芸のあたらしいカタチですね。古き良き街並みと伝統が残る首里。そしていつも、新しい息吹を感じさせる首里。幸せの願いが込められたアクセサリには、首里の魂が込められています。

 

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